ソニーα7Cⅱの大人気単焦点レンズ『SEL40F25G』を徹底的に解説。
SEL40F25Gは手頃な価格なのに高性能で、特に風景やポートレート撮影に最適な神レンズ。
実際に使ってみて気になった点など作例を交えて紹介!
α7Cⅱのレビューはこちらの記事でまとめているので、ぜひレビュー記事も一読してほしい。
【初心者向け】α7Cⅱを徹底レビュー!SONYの小型フルサイズミラーレス一眼の実力を解説
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目次
【作例あり】SEL40F25Gのレビューと口コミまとめ|ソニーのコスパ最強の単焦点レンズ
基本情報
- 品番:SEL40F25G
- 焦点距離:40mm(35mmフルサイズ換算)
- 最大開放F値:F2.5
- 最小絞り:F22
- レンズ構成:9群11枚
- 最短撮影距離:0.28m
- フィルター径:49mm
- 大きさ:最大径 68mm × 長さ 45mm
- 重量:約173g
- カラー:ブラックのみ
- マウント:ソニーEマウント
68 x 45mmのコンパクトさに加えて173gという驚異的な軽さが本当にすごい。
バナナとかリンゴ1つ分くらいの重さだからね。
特徴
SEL40F25G最大の特徴は、重さ173gというコンパクトでありながら高い描写性能を持っていること。
このレベルの軽さでこんなに綺麗に写せるとは思えない。
Gレンズシリーズの設計を受け継ぎ、優れた解像感と美しいボケ味など高い表現力も備わっている。
AF駆動にはXDリニアモーターを採用し、静かで高速なオートフォーカスを実現。
AFもとても早い。
防塵・防滴設計でアウトドアでの撮影でも安心して使える。
推しポイント3つ
1. 驚きの軽さとコンパクトさ
一番の推しポイントはやっぱりこのコンパクトさ。
173gという軽量ボディは長時間の撮影でも疲れにくいし持ち運びも全く苦にならないい。
小さいカメラバッグにも余裕で収まるサイズ感だから毎日の持ち運びもOK。
2. クリアな描写力
中心部から周辺部まで高い解像度を維持。
特に開放F2.5での撮影でもシャープな描写が得られる点が素晴らしい。
Gレンズならではの本当に綺麗な写真が撮れるレンズ
3. 自然な色再現
ソニーGレンズならではの色再現性で、後処理であまり手を加えなくても自然な発色が得られる。
(撮って出しでも魅力的な写真になる)
細部までしっかり解像するし、写真の綺麗さが際立つレンズ。
デメリット・メリット
デメリット
F2.5という最大開放値は、同クラスと比べるとやや暗め
40mmという焦点距離に慣れが必要
手ぶれ補正機能は内蔵されていない
F2.5は実は少し悩んだポイント。
初心者にはやっぱりF1.8とかあった方が明るくてボケが綺麗でとか考えたけど、実際にF2.5を使ってみて全然十分だった。
もちろん、F1.8あれば撮れる写真の選択肢も広がるし、とろけるボケも表現できる。
ただ、自分が撮る写真は主にF8とかが最近多かったから、F2.5がデメリットに思う部分はほぼなし。
F2.5でもしっかりボケるしすごく明るい写真が撮れる。
あとは40mmという焦点距離って珍しいと思うのだけど、画角に慣れるまで少し時間が掛かるかも。
35mmと50mmの中間の焦点距離というのもあって、40mmの優位性を見つけるのは難しい。(40mmじゃないと撮れない写真が見つけられない)
でも、軽くて機動量がある分、四六時中カメラを持ち運べるので40mmじゃないと撮れない写真がきっとすぐ見つかるはず。
写真は撮影してなんぼだね。
メリット
価格以上の高い描写性能
軽量コンパクトで持ち運びが楽
静音性の高いAF
防塵・防滴設計
コスパ良し
SEL40F25Gの一番のメリットはコスパがすごく良いこと。
Gクラスの高性能レンズが10万円以内で収まるのは最近のSONYの価格を見るとあり得ないコスパかも。
静かで早いAFや高い解像度、画質の綺麗さが備わっていてこの価格で買えるのはコスパが良すぎる。
初めてのGレンズでSEL40F25Gを選ぶ人も多いはず。
こんな人におすすめ
- 初めての単焦点レンズを探している人
- 軽量なレンズを求めている人
- 風景・スナップ・ポートレートまで幅広く撮りたい人
- コスパを重視する人
- 高い描写性能を求める人
初めて単焦点レンズを購入しようと考えている人には最適なレンズ。
超軽量で持ち運びやすく、風景写真からスナップ、ポートレートまで幅広いジャンルに対応できる汎用性の高さがあるから、「とりあえず単焦点で色々撮りたい」という人にはおすすめ。
コスパに優れながらも高い描写性能があるから写真撮影の幅を広げたい方にも最適なレンズ。
こんな人にはおすすめできない
- 極端な開放値(F1.4など)を求める人
- 広角での撮影がメインの人
- 手ぶれ補正機能が必須の人
- プロ用途で使用する予定の人
SEL40F25GはF1.4などの極端な明るさを求める人や、広角撮影を主に行う方には向いていない。
ポートレートと広角の中間くらいの焦点距離だから、広角をイメージしているとちょっと画角が物足りないと感じるかも。
また、手ぶれ補正機能を必要とする方や、プロフェッショナルな撮影現場での使用を予定されている人も、当然ながら選択肢に入らないと思う。
レンズを付けっぱなしにしてスナップ使いしたい人向けなのかな。
実際の口コミ
悪い口コミ
悪い口コミ
- 「F2.5は暗所では少し厳しい」
- 「40mmという焦点距離に慣れるまで時間がかかった」
- 「手ぶれ補正がないのは少し不安」
- 「プロ用途には物足りない部分も」など
最大の制限はF2.5という開放値。
暗所での撮影では若干の制約となることがあるのが懸念点として多いみたい。
また、一般的な焦点距離である35mmや50mmと異なる40mmという画角に順応するまでには時間を要するという声もあった。
手ぶれ補正機能が搭載されていない点は、特に低速シャッターでの撮影時に不安要素となる可能性があるみたいだけど、カメラ本体に備わっているから、そこまで気にならない...?
良い口コミ
良い口コミ
- 「軽くて持ち運びやすい。日常的な撮影には最高」
- 「描写力が予想以上に良く、価格以上の満足感」
- 「AFの静音性と速さは見事」
- 「ボケ味が自然で綺麗」
- 「コスパ最高」 など
軽量で携帯性に優れていて、日常的な撮影でストレスなく使用できる点が高く評価されているみたい。
描写性能が高く価格以上の評価が多かった。また、静音かつ高速なオートフォーカス性能と、自然で美しいボケ味も特筆すべき特長である。
やっぱりコスパに優れたレンズとの評価が一番多かった。
よくある質問
フルサイズ機で使える?
もちろん使える。Eマウントのフルサイズカメラに対応しているよ。
APS-C機での焦点距離は?
APS-C機では約60mm相当。
レンズフードは別で必要?
フジツボフードが付属しているから別で購入する必要なし。
マクロ撮影は可能?
最短撮影距離0.28mなので、近接撮影である程度は可能。結構寄れるけど専用マクロレンズほどの性能は期待できないかも。
動画撮影にも使える?
静音AFにより、動画撮影にも適している。でも、手ぶれ補正がないため三脚の使用がおすすめ。
まとめ
SEL40F25Gは「コスパ」、「描写性能」、「携帯性」のバランスが絶妙なレンズ。
特に風景やスナップやポートレートなど幅広いジャンルで活躍してくれる汎用性の高さにも評価が高い。
価格も手頃で、初めての単焦点レンズとしても最適な選択肢なのは間違いなし。
F2.5という明るさや40mmという焦点距離には好みが分かれるかもしれないけど、実際の使用感は想像以上に使いやすい。
特に日常的な撮影やストリートスナップにはこのサイズ感と軽量感、焦点距離がちょうどいい。
プロの現場や極端な暗所での撮影には向かないかもしれないけど、趣味使いや普段使いのレンズとしては間違いない一本。
コスパを重視しつつも妥協のない写りを求めるなら、このGレンズは絶対的な選択肢の一つになるはず。