カメラ好きの間で話題となったSONY(ソニー)の小型フルサイズミラーレス一眼の『α7CⅡ』。
『α7CⅡ』を使い始めて1年経ったので、実際の使い心地やメリット・デメリットなどを詳しく解説。
この記事では『α7CⅡ』の
- 基本情報/特徴
- α7CⅡの推しポイント
- メリットデメリット
- どんな人におすすめか
- 口コミ など
を紹介。
この記事はこんな方におすすめ
- α7CⅡが気になっている方
- α7CⅡの購入を検討している方
- 初めて買うミラーレス一眼を探している方
目次
【初心者向け】α7Cⅱを徹底レビュー!SONYの小型フルサイズミラーレス一眼の実力を解説
基本情報と特徴
まずはα7CⅡの基本情報と特徴から紹介。
基本情報
※スマホ画面では横にスクロールできます
サイズ・重量 | 本体サイズ:約124.0×71.1×63.4(mm) 重量:約514g(バッテリー・メモリー込み) |
主要スペック | センサー:35mmフルサイズ裏面照射型Exmor R CMOSセンサー 有効画素数:約3300万画素 ISO感度:ISO100-51200(拡張:50-204800) 連写性能:最高約10コマ/秒 EVF:約236万ドット モニター:3.0型バリアングル液晶 |
カラー展開 | ブラック シルバー |
特徴
α7Cⅱを一言で言い表すと「入門機の域を超えた高性能カメラ」
最大の特徴はフルサイズセンサーを搭載しながら驚くほどコンパクトなボディとなっていること。
前モデルの良さを継承しながらAF性能や手ブレ補正など、基本的な性能を大幅に向上。
性能面で特に注目するポイントは最新のBIONZ XRプロセッサーを搭載したことで、AFの追従性能も格段に向上。
人物や動物の瞳を瞬時に捉える高精度なAIベースのAF機能が搭載されていて、バッシバシにフォーカスが合うから視点がしっかり合った写真が撮りやすい。
α7CⅡの推しポイント3つ
1. 圧倒的な小型軽量化
フルサイズ機でありながら一般的なAPS-Cミラーレスカメラと変わらないサイズ感。これまで「フルサイズ=重い」というのが常識だったけど、それを覆す革新的なカメラ。
他のフルサイズ機と比較すると圧倒的に軽いのが嬉しい。軽さは正義。
2. 最新の手ブレ補正システム
ボディ内の5軸手ブレ補正機構により、最大7.0段の補正効果を実現。(レベルの高い手ぶれ補正機能)
暗所や望遠撮影など難しい条件でも安定した撮影が可能なので、初心者でもキレイな写真が撮れるのが魅力。
3. AI搭載の最新AF性能
人物・動物・乗り物など、被写体を瞬時に認識して追従してくれる。
瞳AFの精度も向上し、動きの速い被写体でも確実な撮影が可能でカメラを人に向けるとすぐ瞳にフォーカスが向かうし、花や動物でも簡単にフォーカスが合う。
あまりカメラを触ったことのない人も扱いやすいし、キレイな写真が撮れる!
α7Cⅱのデメリット・メリット
1年使って感じたデメリット・メリットを簡単に解説。
デメリット
やや高価な価格設定
EVF(電子ビューファインダー)の解像度は他機種と比べると控えめ
小型ボディゆえ、大型レンズ装着時のバランスが若干悪い
ボタン類が小さめで操作性に慣れが必要
メモリーカードはシングルスロット
やっぱりソニー製品は高い。特に円安物価高で本当に高い。(値上げもしたし)
そんな中で入門機(というには十分すぎる性能)として『α7Cⅱ』は比較的安価なフルサイズ機。
他はボディだけで30万とか余裕で超える…。
それと、小型すぎるのも難はあって大きいレンズを装着した時のバランスが悪い。
カメラが小さいのにレンズが大きくてズドーンって感じだからね。
そうなると小型カメラの優位性が失われるから普段から大きいレンズを常時使うなら、α7Cⅱ以外の選択肢もありだと思う◎
また、メモリーカードが一枚しか入らない構造なのは中上級者からするとデメリットの一つになるみたい。
ダブルスロットだともしもの時のカバーができるから安心だよね。
ちなみに僕はまだシングルスロットでデメリットを感じたことは一度もなし。
メリット
驚異的な小型軽量ボディ
高性能な最新機能搭載
高精度な手ブレ補正
優れたAF性能
バリアングル液晶で自撮りも可能
高感度でのノイズ耐性が向上
クリエイティブルックが面白い
最大のメリットはフルサイズカメラが小型軽量ボディで扱えること。
重さってやっぱり大切で重いとカメラの持ち運び自体が苦になっちゃうんだけど、この軽さならどこにでも持っていけるよ。
しかも高性能でキレイな写真が簡単に撮影できるのが最高
フルサイズ初心者はまずα7Cⅱでデビューしてみるべきだと思う。
ちなみに「クリエイティブルック」という、いわゆるフィルムシミュレーション的な機能がα7Cⅱには備わっていて、フィルム風だったりマットな仕上がりになったりとFUJIFILMのような撮って出しで簡単に楽しめるよ。
α7Cⅱはどんな人におすすめ?
こんな人におすすめ
- 持ち運びを重視する旅行好きフォトグラファー
- 街角スナップやポートレート撮影が好きな人
- YouTubeやVlog制作をしている人
- フルサイズの画質にこだわりたい初心者
- サブカメラとして使いたいフォトグラファー
なんといっても気軽に持ち運びしたい人や普段使いしたい人にはオススメ!
軽いからカバンに入れて持ち運んでいられるし、持ってても疲れないからね。
写真好きで、フルサイズも試してみたいという初心者にも扱いやすいからオススメだよ。
コンパクトだから動画も取り回ししやすいのが良い。
こんな人にはおすすめできない
- 大きなグリップで重いレンズを使いたい人
- EVF(電子ビューファインダー)の解像度にこだわる人
- 予算を抑えたい人
- スポーツ写真専門のフォトグラファー
- 操作性重視の上級者
α7Cⅱはプロ志向のユーザーには向かない可能性があるかも。
特に大型レンズを頻繁に使用するユーザーや、安定したグリップ感を重視する撮影者にとっては小型ボディがむしろデメリットとなる可能性がある。
また、EVFの解像度にこだわるユーザーやスポーツ写真などの動体撮影を専門とするフォトグラファーにとっては、物足りない仕様となっている。
予算が高い人やプロ志向の人には他の選択肢を検討しても良いかも
さらに、細かな操作性を重視する上級者にとっては、小型のボタン類や限られた操作スペースが制約となる可能性が高い。
そのような要素を考慮すると、携帯性を重視する一般的な撮影者や初心者ユーザーにより適している機種。
α7Cⅱの口コミ・評判
悪い口コミ
悪い口コミ
- 「他のフルサイズと比較すると安価だけど、価格が想定より高め。」
- 「EVFの解像度がもう少し高ければ完璧だった」
- 「小さすぎて大型レンズを付けると見た目以上にアンバランス」など
やっぱり大型レンズをメインで使用する人にとってはα7Cⅱの小型さはバランスが悪いから、選択肢を再検討しても良いかも。
小型レンズをメイン使いする人はα7Cⅱは軽くておすすめ。
良い口コミ
良い口コミ
- 「これまで使ってきたAPS-C機から移行したけど、サイズはほとんど変わらずに画質が格段に向上して大満足!」
- 「手ブレ補正が効きすぎて驚いた。暗所でもブレない写真が撮れる」
- 「瞳AFの精度が予想以上に良く、ポートレート撮影が格段に楽になった」
やっぱり軽さ、高性能、AF精度の口コミが多かった。
AFの精度が高いと初心者でもピントの合った写真が撮りやすいから、写真のクオリティーが高く仕上がる。
軽いから気軽に持ち運べるし写真を撮る機会も多くなるから、最初のフルサイズ機はα7Cⅱがベストな選択肢だと思う。
α7Cⅱのよくある質問
バッテリー持続時間はどれくらい?
通常撮影で約580枚程度。ただし、使用状況により大きく変動する。心配な人は予備バッテリーの携行がオススメ。
防塵防滴性能は?
防塵・防滴設計を採用しており、多少の悪天候でも使用可能。ただし、完全防水ではないので、激しい雨には注意が必要。
動画性能は?
4K 60p対応で、10bit 4:2:2の内部記録が可能。S-Log3対応でグレーディングの自由度も高い。
古いEマウントレンズは使える?
基本的に全てのEマウントレンズが使用可能。(AFクロップ機能もあり)ただし、古いレンズでは最新のAF性能を十分に活かせない場合もある。
まとめ
α7CⅡは小型軽量ボディに最新テクノロジーを詰め込んだ、入門機の域を超えた入門機と言える。
特に、手ブレ補正とAF性能の向上は実際の撮影シーンで技術がなくても綺麗に撮れるのでその恩恵がすごい。
価格は決して安くないけどその性能と携帯性を考えれば、十分な価値がある一台だと思う。
ただし、全てのユーザーに向いているわけではなくて、使用目的や撮影スタイルをしっかり考慮した上で購入を検討するのがいいと思うけど、初心者が最初のフルサイズ機に選ぶなら間違いない。
コンパクトだし性能が高いし文句なし。
最新のミラーレスカメラ選びで迷っているなら、このα7CⅡは間違いなく候補に入れるべき一台!